こんにちは
前回に引き続き資格試験の勉強を
していて苦労したことと
どのように対処したのかについてです。
前回記事ではTOEIC勉強で
ある程度の成果が出たことに気を良くし、
学ぶ情熱が蘇ったことと時期的に
会社に頼りすぎない生き方のために
資格を取ろうと勉強を始めたこと。
どの資格を学ぶにしてもそれなりの
ボリューム、記憶すべきことがあるが
年齢的に以前より方法を考える必要があること
働きながらの限られた時間の中では
学生時代と異なりいかに効率/効果的に
学ぶかが重要とのことを話しました
今回はそれらのことに対して
どのように対処したのかとお話ししたいと
思います。
(目次)
3.資格勉強の上での課題に対する解決策
4. まとめ
3.資格勉強の上での課題に対する解決策
~期限設定、短期間、適切なタイミングでの繰り返し~
勉強方法についていろいろな本を読み漁り、
効率/効果的で自分に合いそうな勉強方法を探しました
その頃、特に注意していたポイントとしては
①期限設定:
②短期間
③適切なタイミングでの繰り返し
の三つでした。
①期限設定:目標とする資格を決めたら、まず申し込む
何かの本に書いてあったのですが、
(確か、資格に効果的に合格するための内容を書いた本です)
勉強する上で効果をあげるために重要な集中力
を上げるために、いつまでにどれだけのことを学ぶか
ということを明確にすることによって、気が引き締まります。
期限がないと同じ書籍を読むときでもかなり集中力が違います。
ある程度準備ができてから申し込むという考え方の場合、
ある程度というのがはっきりしないため、結果、ずるずると
時期が先延ばしになるだけになります。
②短期間:これは以前ご紹介しました
「たった3ヶ月で920点取った私のTOEIC®TEST最短攻略法」
の中でも記載されてることですが、
全体として同じ量の訓練を要することを習得する場合に
一週間に一回少しづつ行う場合と
毎日ある程度のボリュームの訓練を行う場合では
後者の方が圧倒的に効率が良いのです。
というのも一定期間ごとに少しずつという方法では、
前回行った内容のかなりの部分を忘れてしまっているため、
次回の練習時には前回の分を取り戻すことに時間を割く必要が
あるからです。その点、間隔をあまり空けず行う場合は
忘れる部分が少なく、そのようなところに時間を割く割合が
少なくなるため、効率的に練習内容が蓄積されるためと思われます。
③適切なタイミングでの繰り返し:
勉強方法で特に記憶が重要となる部分では
タイミングが重要と思います。
といいますのもエビングハウスの忘却曲線でも
知られるように人間の記憶は覚えて翌日には
かなりの部分が失われてしまいます。
ですので、かなりのボリュームのテキスト等を
ふつうに前から順番に読み進む場合、
読み終わるまでに時間がかかるため、前の
部分はどんどんわすれてしまうことになります。
学んだことは本番(試験当日)のときに頭の中に
蘇ってもらう必要があります。
ですので覚えたものをいかに記憶を長期的に
維持するかということが重要になります。
そのためには単純にどんどん進むのではなく、
一定時間ごとに記憶の劣化を防ぐタイミングを
設けることが重要となります。
つまり、約1時間程度新しいことを学んだら
その終了の時点、その夜寝るタイミング、
翌日、二日後、一週間後などと
学んだ内容を振り返る時間を適切なタイミングで
設けることにより、記憶が長期記憶に
なるということです。
ちょっと手間がかかるように思われるかもしれませんが、
トータルで見ると最終的にこちらの方が
効率の面でもよいと思います。
4.まとめ
学生時代をはじめとして、物事を学ぶと
いうことはしてきましたが、
勉強方法自体を学ぶということは
あまり学生時代には考えたこともなく、
自分なりの考え方で私は行っていました。
ですが、学ぶこと自体が中心である
学生時代と異なり、学ぶこと自体に
それほど時間を割けない社会人だからこそ
勉強方法を学ぶということに目がむいたと
思います。
出来れば同じ境遇の方に役立てればと思います。