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英語会話編

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こんにちは

今回、ご紹介したいことは
前回に引き続き英語の勉強していて苦労
したことです。

英語で、特に口から言葉を発して
コミュニケーションをとるときに
苦労したことをご紹介したいと思います。

前回書きました、英作文のところでは
文法的に曖昧な日本語独特の文章を対象として
そのまま英語にすることは非常に難しい
ということをお話しさせていただきました。

そのため発想の転換が必要になるということ。
そしてその対応としては
翻訳元の日本語の方を加工して
英文化しやすくすることであると書きました。

ただし、その英文化に使用できる基礎的な
英文が頭に入っている、その文章が
適切な場面においてすぐ頭に浮かび
使えるということが前提になります。

前回はそのぶぶについてはあまり触れませんでしたが
会話をする上では重要な部分だと思いますので
今回、その基礎的な英文の習得の仕方に
ついて経験したことをお話しさせていただきたく。

1. 英会話の必要にせまられるまでの英作文
2. 口頭でのコミュニケーション:問題点
3. 口頭でのコミュニケーション:解決策
4. 会話まとめ

1. 英会話の必要にせまられるまでの英作文
~ゆったりとした時間の中での英訳~

英語に変換するという点に関しては
またもや学生時代に戻りますが、
英語の授業の一環として、英作文がありました。

そしてその授業のときには、文法の本や、辞書片手に
問題文である日本語の文章を見てそのタイプを分類し、
その分類された日本語の文章に習った英語の文法に
あてはめ、その文章に必要な単語をあてはめ、
英文を完成させるというものでした。

会社に入り、英語を話す方がたと直接会う機会が
できるまでは基本的にメール等の書いた文字での
やりとりがほとんどでした。

確かこの場合でもメールを返信するために英作文を
行いますがこの場合は通常の会話の時に要求されるような
一瞬にして伝えたい文章が頭にひらめくような必要はなく、
それなりに時間をかけて文章を作成するという方法で
問題ありませんでした。

つまり頭の中では、
「え~と、言いたいことはこういうことだから、
それを英語に変換しようとしたら、
ちょうど良い文法、文型は○○で、
順番的に単語をこう並べて完成だな」
という特に時間の制約もあまりない状態で
ゆったりした感じで文章を作成していました。

2. 口頭でのコミュニケーション:問題点
ところが英語を話す方々と面と向かって
会話をするような機会が増え始める時期が
やってきました。

そうなると今までのように、一つ一つの
文章を単語や文法に照らし合わせて最初から
組み立てて、考えるというような時間がありません。

ましてや英語のことだけでなく、お仕事ですから
お仕事のことをきちんと伝えるためにはどうすればよいか
も考えなければいけないわけです。
そのためには英語という伝達手段をどう使いこなすか
ということだけに時間を費やすわけにもいかないんですね。

よく考えると、日本語でコミュニケーションをとるときも
文章を最初から文法的な視点や必要な単語を
各々考えて作り上げるというプロセスは辿ってないはずなんです。
言いたいことがイメージに湧くと同時にそれを
伝えるための日本語もほぼ反射的(無意識のうちと言ってよいくらい)
に思いついてるはずなんです。

それが英語に関しては日本語のそのようなレベルにまで
達していないせいか、最初から文章を組み立てる
羽目になり、頭の能力の多くの部分を本来伝達手段で
あるはずの英語の方に費やさざるを得なくなり、
現実のコミュニケーションの早さについていけない
状態になってしまっていたのです。そのため相手方もこちらに
うまく伝わってるのか不安に思いストレスを感じさせてる
というのが相手の表情や話す雰囲気からも伝わって
来ました。
そこで、この状態をなんとかしなければ
いけないと感じるようになりました。

3. 口頭でのコミュニケーション:解決策
~現実に使えるような例文のレパートリー増やし~

解決策としては単純でした。
日本語で行っているようなことを
英語でも行えるようにすればよいわけです。

つまり、今までのように英文を一から作成するの
ではなくて、各状況ごとに使えそうな例文を
頭の中に入るようにすればよいのです。
ただし、想定されるすべてのパターンの文を
頭に入れるなどとても時間が足りませんから、
いかに効率的に仕事の現場で使えそうなものに
厳選してたうえで、しかもそれを効率的に
インプットするかが重要と感じました。

この時ちょうどそういうことに役立つことが
書いてあったのが、以下の二冊でした。
「たった3ヶ月で920点取った
私のTOEIC®TEST最短攻略法」
「TOEICテスト900点。
それでも英語が話せない人、話せる人」です。

重複するところもあるのですが、
上述したようなことを体得するための方法としては
①リピート
②時間差リピート
③オーバーラッピング
④シャドウイング

などが紹介されています。

これらの内容をTOEICの公式本などを使って練習します。
TOEICのPart 1~4や、Part 7を使って行います。
これら4つの方法の中でシャドーイングなどの言葉は
最近では割と耳にする機会が以前に比べて増えてきた
ように思います。私も実感しましたが私以外の多くのかたにも
効果が確認された故によく聞くようになってきたのかなと思います。

上述の4つの手法を用い、現実に頻出の表現を
インプットするのに適切なのがTOEICの教材です。
TOEICの教材は現場で使える表現のものが
ふんだんに盛り込まれており、これを使わないのは
もったいないだろうという感じです。

実施方法詳細は前述の本を読んでいただければと思いますが、
単純にテープなどと同じように口に出して
発音するだけでなく、事前準備として内容をきちんと
理解することが重要です。

と言いますのも現場で起こりうるシチュエーションの
内容が頭に思い浮かぶと同時にその英文が思い出されることが
必要なので、イメージと英文とが強力にリンクしている
必要があります。理解していない文章
(頭にどんな状況がすぐ浮かんでこない)を繰り返し、頭に
入っても、それがどういうシチュエーションで使うべき
文章かがわからないのでは意味がないためです。

例文の意味をまず理解し(読んで理解できないものは
理解できるようになるまで調べたりして理解できるようにする。
(これが重要。理解できない文章を発音しても効果が低いとのこと。)
文章を発音したりする練習をします。

最終的な目標は自分が言いたいこと(頭に浮かんだイメージを)
瞬時に、反射的に口から言葉として出せること。
それを効果的/効率的に体得するためには、現実に使う
場面が多い表現を使って意味を理解したうえで、
実際に声に出して言ってみることが大切と感じました。

今回のタイトルとは少し内容が外れることになりますが、
今回紹介していることを実践すると思わぬオマケ(?)にも
恵まれます。

それはそれらの英文に使われるシチュエーション等も
同時にインプットされるため、英単語がどのような
シチュエーションで使われるかも頭に入りますので、
文法パートの穴埋め問題対策にもなる可能性がある
ということです。

そのための練習として、前述した本に
紹介されている方法が効果的でした。

4. 会話まとめ
いいたいことが日本語では頭に浮かんでいるのに
英語ではすぐ表現できなくて、もどかしい思いを
することが多々ありました。ですが今回説明した方法で
イメージとそれを英文にしたものとのリンクが
できるものの組み合わせが増えてくると、
今までよりすらすらと英語の文章が書ける場面が
増えてきて楽しくなりますよ。

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