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初心者向け英語の発音記号完全ガイド

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英語を学んでいて知らない単語を調べるとき、意味とともに表示される発音記号。以前と異なり会話が重視されるようになってきたこの頃、この発音記号が今までより気になる方が増えてる気がします。

私の世代が中学校で初めて学び始めたころの英語の授業や勉強は、読み書き文法が中心で、発音は授業でもほとんど重視されてませんでした。もしかすると英語の先生ですら、まともな発音ができない人もいるんじゃ?と疑いたくなるくらい。(その影響かどうかはわかりませんが、昔の学校漫画には英語の先生の発音をギャグにする場面がたまにみられました。)

その後、英語学習の低年齢化が進み、就職の際に要求される英語能力が高くなっていき、勉強も従来の読み書きだけではなく、言語本来の役割である会話の重要性が増していく中、発音記号をきっちり理解し、ある程度正しい発音で会話できることが会話相手への負担を減らし、こちらの意図を相手に正しく伝えるというコミュニケーションのためにも重要と思います。

残念ながら私の学生の頃は、発音に関しての体系だった教えがなかった(との私の記憶です。授業は全て出席し、きちんと聞いてましたが)ので、会社に入ってから仕事をしていく中で必要と感じて自ら学びました。それまでは、我流で「なんとなくこうかな?」というあいまいな感じでごまかした発音をしてました。

ですが、そのような状態の発音で海外のお客様と話をしていた時、ご迷惑をおかけすることがありました。いつもは通訳の人と一緒に英語圏の方と話していたのですが、通訳の方の都合がつかず、私一人でお客様(ネイティブではない)と話ししていたところ、私の英語がゆっくり話すも通じず、その上相手の言うこともかなり癖のある発音であることも重なり相手の言うことも聞き取れないという状態がしばらく続き、結局お客様は私との会話を諦められてしまわれました。仕事としては完全にアウトな状態でした。そのようなこともあり、発音を修正したいという気持ちが強くなっていきました。

それがあるとき、集中して英語を学ぶ際にその勉強方法の基準として選んだ本の中に、発音と記号に関するまとまった本の紹介がされており、早速その本をアマゾンで購入し、学び始めました。

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その結果、それぞれの発音記号とその発音の仕方や発音の違いが分かるようになりました。この本は、各発音記号毎に同じ発音記号を使う単語をたくさん集めて紹介しています。

例えば、「f」と「h」との違いや、「l」と「r」との違いなど。

このような発音を曖昧なままにしておきますと、

例えば、下記のような意味の全く異なる単語の発音も同じ発音になってしまいかねません

take a bath  お風呂に入る

take a bus  バスに乗る

今まで発音記号だけに集中して聞くという勉強をしてこなかったので、それらの違いへの意識すらあまりしてませんでした。しかし、発音記号に集中して、短時間で違いを何度も聞くようにしたところ、おぼろげながら分かるような気がしはじめ、さらに繰り返すとはっきりわかるようになりました。

この本はネイティブの方の発音しているメディアが付属してますので、何回でもわかるまで聞くことができます。それとともに発音のコツも記載されてますので、ネイティブに近い発音のコツも練習で身に付けられます。

発音自体の確認の仕方については、今ではスマホのアプリなどがあります。それらのアプリに対して英文を発音し、その発音が正しければ、自分が読み上げた文章がスマホの画面に表示されることで発音のある程度の正しさが確認することができます。勉強し始めの頃は、全く違う文章が表示されることに非常にがっかりしますが、少しずつ自分の発声した英文の表示される量が増えてきますと、非常に嬉しくなり、ますます勉強をする気が起きてきますね。

このようにして、発音記号と発声の実感が湧くようになってくると、分からない頃は無味乾燥に思えた英語の勉強が楽しくなってきます。→さらに勉強する→楽しくなる という好循環になりますね。

今回ご紹介した本は、発音記号と発音のための本です。

ただ、嬉しい副産物もあります。それは未知の英単語でも何となく発音の仕方が推測することができる力がつくことです。

と言いますのも、この本は各発音記号毎に同じ発音を含む単語を集めて紹介しています。それぞれの発音記号毎の単語を見ていますと、各発音記号毎に共通した綴り、法則性が結構見られます。

それを応用しますと未知の単語でも同じつづりがありますと「この部分はこんな発音かな?」と予測が出来るようになります。こうなりますとまた一つ楽しみが増え、学習意欲が湧いてきますね。

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